KTR円山川橋梁お別れ乗車

投稿日:2010.04.03

京都府北部の丹後には、北近畿タンゴ鉄道が走っています
西舞鶴⇔豊岡線と宮津⇔福知山線があります
兵庫県側の2駅(但馬三江駅と豊岡駅)にも乗り入れ、京都府と兵庫県をつないでいます。
その2駅の間には日本海へと続く円山川が流れていて、列車は昭和4年に架けられた橋梁(きょうりょう)を
80年間駆け抜けてきました。
しかし、2004年豊岡を襲った台風23号水害による河川激甚災害対策特別緊急事業として
2007年10月から橋梁の架け替え工事が行われ、
古い橋梁は80年の歴史に幕を下ろすことになりました。
そこで、その渡り納めとして≪ありがとう!“円山川橋りょう”おわかれ乗車≫の運行が
3日と4日に行われるということで、今日乗車してきました
100403ktr5.jpg   100403ktr10.jpg ◆タンゴディスカバリー◆
◆シートカバーには丹後ちりめんが使われています 
100403ktr1.jpg   100403ktr2.jpg


◆車窓より◆ 
100403ktr9.jpg  100403ktr3.jpg  100403ktr8.jpg
       これが新しい橋りょうです          工事スタッフの方が手を振ってくれました
橋の上を通過するときはゆっくりゆっくりの走行で気分も高揚
この架け替え工事は、300mのトラス橋を同時にゆっくりとスライドさせる「横取工法」で行われますが、
実は大変高度な技術を要する極めて珍しい工事だそうです
5日~7日の3日間はこの2駅間は運休され、いよいよ架け替えが行われます。
架け替え工事の見学ツアーも実施されるようです
      ポチっと
この巨大な橋りょうが少しずつ動く様子には、大変興味がありますね
100403ktr6.jpg   100403ktr7.jpg ◆近辺の名所の案内板◆
但馬三江駅は『コノウノトリの郷』という愛称でよばれていて、
近辺では自然界に帰ったコウノトリが見られます
100403ktr11.jpg ← 証明書をいただきました
ほんの40分ほどの列車の旅でしたが、楽しく又貴重な体験となりました

ブログ検索

アーカイブ