Blog 里やま日記
里やま日記 2026.08.07

無垢材が刻む季節|立秋からはじまる、木の家の一年の表情

みなさまこんにちは☺

暦の上ではもう「立秋」なんですね。七十二候では「涼風至(すずかぜいたる)」の頃。暑さの中にも、ふと涼しい風を感じ始める時季だそうです。

正直、但馬の実際の体感は、真夏猛暑酷暑真っ只中!果たして雨はいつ降るんでしょうか…。モデルハウスの庭ではセミの声が絶え間なく響いていて、夕方になると入道雲の向こうに秋の気配をつい探してしまう、そんな毎日を過ごしています。

でも暦では「立秋」。秋がもうすぐやってくるんだと気持ちを落ち着かせながら、この酷暑を乗り切りたいものです。 もう一度言います! 「立秋」を迎えました。暦の上では秋ですからねー^^笑

さて、立秋という節目を迎えたところで、今日はちょっと視点を変えて、「無垢材が季節や年月とともにどう表情を変えていくか」というお話をしてみたいと思います。モデルハウスの床も、オープンしたばかりの頃と比べると、少しずつ色合いが変わってきているんです。

■ 無垢材は「変わっていく」素材

新建材のフローリングは、貼った瞬間がいちばんきれいで、あとは基本的に劣化していくだけ、というものが多いのですが、無垢材はちょっと違います。木そのものが呼吸をするように、湿度や気温、日光の当たり方によって、じわじわと表情を変えていくんです。最初は真新しい白木の色をしていた床が、数年、数十年という時間をかけて、少しずつ飴色に近づいていく。この「変化を楽しめる」というのが、無垢材ならではの魅力だと私たちは思っています。

■ 白木から飴色へ|経年変化という名の味わい

施工事例(2023年竣工):古民家再生「アーシング」

たとえば杉や桧の無垢フローリングは、施工したばかりの頃は明るいクリーム色をしていますが、日光や空気に触れ続けることで、少しずつ茶色みを帯びた、深みのある色合いに変わっていきます。人が歩く場所とそうでない場所で色の変わり方に微妙な差が出ることもあり、それもまた「その家だけの表情」になっていくんですよね。新品のうちは分からなかった木目の美しさが、数年経ってからじわっと際立ってくることもあります。

■ 傷も、手触りも、木の個性として楽しむ

施工事例(2024年竣工):改築「わくわくハイブリット」

無垢材は柔らかいぶん、おもちゃを落としたり、椅子を引きずったりすると、傷や凹みがついてしまうこともあります。最初は「え、傷がついちゃった」と気になる方も多いのですが、不思議なもので、月日が経つとその傷跡すら愛おしく感じられるようになるんです。傷やへこみも含めて、その家で過ごした時間そのものが刻まれていく。それが無垢材の家に住む醍醐味のひとつだと思っています。

こうした「柔らかさ」は、樹種によっても差があります。たとえば杉は柔らかい分、傷はつきやすいのですが、その分素足で歩いたときの心地よさがあり、ヒヤッとした冷たさを感じにくいのが魅力です。一方でオークなど硬めの樹種は傷になりにくい反面、特に冬場はひんやりとした冷たさを感じやすくなります。同じ無垢材でも、こうして季節や樹種によって手触りが変わってくるんです。冷たいだけ、あたたかいだけの素材ではなく、木が持つ調湿性や熱をゆっくり伝える性質のおかげで、季節に寄り添うように表情を変えてくれる。「どちらが正解」ということではなく、暮らす場所や使い方に合わせて、無垢材の中でも樹種を選び分けていただくのがおすすめです^^

■ 里やま工房が無垢材にこだわる理由

里やま工房モデルハウス

私たちが無垢材を選び続けているのは、こうした「変化していく楽しさ」を、暮らしの中でご家族に感じてほしいと思っているからです。新築時がいちばんきれいなのではなく、住むほどに味わいが増していく家。そんな家づくりを、これからも大切にしていきたいと思っています。

立秋を迎えたこの時季、モデルハウスの無垢材も、これから少しずつ秋の空気をまとっていきます。ぜひ実際に足を運んで、木の手触りを確かめてみていただけたら嬉しいです^^

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木の家は、住むほどに表情を深めていきます。

里やま工房のモデルハウスでは、室内の空気感、自然素材の質感、家事動線の工夫を、ゆっくりご覧いただけます。 「まだ具体的じゃないけれど…」そんな段階でも大歓迎です。


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