Blog 里やま日記
里やま日記 2026.10.16

建物を持ち上げているあいだに、いちばんヒヤヒヤしたこと|曳家(ひきや)の現場から

みなさまこんにちは☺

七十二候では「菊花開(きくのはなひらく)」の頃。菊の花が咲きはじめる時季です。
秋がいっそう深まってきましたね。

いま里やま工房では、傾いてしまった納屋(農業倉庫)を、建物ごと持ち上げて直しています。

古い基礎をいったん壊し、建物を宙に浮かせたまま、下に新しい基礎をつくっているところです。

枕木を井桁に組んで支えた納屋

枕木を井桁に組んで、建物を支えています

■ 宙に浮いたまま、基礎づくりが続いています

基礎にコンクリートを流し込む日には、生コン車とポンプ車がやってきました。

生コン車とポンプ車

生コン車とポンプ車がやってきました

ポンプ車と、持ち上げた納屋

ポンプ車と、持ち上げた納屋

コンクリートを流し込んだあとも、建物は持ち上げたまま。基礎工事が続きました。

代表の池口いわく、「コンクリートを打ち終われば、次は建物を下ろせます」。

■ 代表の池口が、いちばんヒヤヒヤしたこと

池口は、現場監督をしていた頃にも、こうした仕事を手がけてきました。
住宅を丸ごと持ち上げたり、時には建物を引っ張って動かしたり。

そんな現場で、いちばんヒヤヒヤしたのは、台風が来たときだったそうです。

当時は建物全部を2m以上持ち上げていたので、台風に備える手立て(養生)の、やりようがない。
突風が吹かないことを、ただ祈るしかなかったといいます。
夜、家で寝ていても、まったく眠れなかった。そのことを、今回の現場で思い出したそうです。

「何事も、過去の経験が今日の仕事に活かされています。」と池口。

■ これからの工程

基礎のコンクリートを打ち終えたら、いよいよ建物を下ろします。

そのあと、この機会に瓦も葺き替え、最後に出入り口のサッシを取り付けたら完成です。

宙に浮いていた納屋が、新しい基礎の上に戻る日。その様子も、またこちらでご紹介しますね☺

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