自然素材の家のメンテナンスQ&A|無垢材・漆喰・外壁のお手入れ方法

投稿日:2026.06.26

みなさまこんにちは☺

七十二候では「菖蒲華(あやめはなさく)」の頃。野の菖蒲が紫の花を開かせる、夏至を過ぎたばかりの時季です。

今日の豊岡は、台風の影響もあるのか、一日中しとしとと雨が降り続いています。こんなふうに、朝からずーっと雨、という日も久々な感じもして、それもまたいいなぁなんて思える一日です。

モデルハウスの大開口の木製サッシ越しに見える植物たちが、雨を受けてしっとりと濡れています。
ウッドデッキのある軒には、わざと雨樋を設けていません。屋根から雨粒が流れ落ちる景色、その音と気配が、家の中にいながら雨をすぐそこに感じさせてくれます。雨の日のモデルハウスには、晴れの日とは別の豊かさがあるんですよね^^

こんな梅雨の日にふと思い出すのが、「自然素材の家って、湿気やカビが心配じゃないの?」「お手入れって難しそう…」というご質問です。実は、この時季がいちばんそういった声をいただく時期でもあります。

今日は「自然素材の家のメンテナンス」について、よくいただくご質問にQ&A形式でお答えしていきます。

■ Q1. 無垢材の床は、日常どうお手入れすればいい?

施工事例(2024年竣工):改築「わくわくハイブリット」

◇ 日常のお掃除は、乾いた雑巾やモップで拭くだけでOKです。

無垢材の床は、水拭きのしすぎや水の放置はNGです。水分が繊維に入り込み、反りや割れの原因になることがあります。普段は乾拭きを基本にして、汚れがひどいときだけ固く絞った雑巾で拭いてください。

◇ 日常のお掃除は、乾いた雑巾やモップで拭くだけでOKです。

無垢材の床は、水拭きのしすぎや水の放置はNGです。水分が繊維に入り込み、反りや割れの原因になることがあります。普段は乾拭きを基本にして、汚れがひどいときだけ固く絞った雑巾で拭いてください。

◇ 年に1〜2回、オイル仕上げの塗り直しをおすすめしています。

里やま工房では、自然由来の「蜜蝋ワックス」や「荏胡麻オイル」での仕上げをよく使います。塗り直すと木の表面に皮膜ができ、汚れや水分が染み込みにくくなります。作業自体は布で塗り伸ばすだけで、半日ほどあれば一部屋できます。最初は少し難しそうに感じても、やってみると「これくらいなら自分でできる」と感じていただける方がほとんどです。

ただ、これはあくまで推奨であって、塗り直しをせずにそのまま過ごされている施主様も実際には多いです。何もしなくても無垢材はちゃんと暮らしの中で育っていきますので、「やれるときにやる」くらいの気持ちでいていただければ十分です。

◇ 傷やへこみは、「味」として付き合っていく素材です。

子どもがおもちゃを落としてついた傷、家具の跡……無垢材はそういった痕跡が残ります。ただ、それを補修することもできますし、「この傷はあのころ」と記憶とともに経年変化を楽しんでいただくのも、自然素材ならではの醍醐味です。

■ Q2. 漆喰や聚楽壁の壁に汚れや傷がついたら?

施工事例(2025年竣工):古民家再生「土にふれる」

◇ 軽い汚れは、消しゴムや硬く絞った白いタオルで対応できます。

漆喰は意外とデリケートで、強くこするとコテ跡の風合いが変わることがあります。まず消しゴムで軽くこすってみて、それでも落ちない場合は固く絞った白いタオル(色移りを防ぐため白を推奨します)で、やさしく叩くように拭いてみてください。

◇ ひびや欠けは、補修材で対応できます。

乾燥や地震などでごく細かなひびが入ることがあります。これは漆喰の性質上よくあることで、市販の漆喰補修材や専門の左官職人に頼むことで対処できます。

◇ 調湿・消臭は、漆喰が自然にやってくれています。

実は、こまめなお手入れが少なくて済むのが漆喰の強みでもあります。梅雨時期の湿気を吸収し、冬は乾燥を緩和する調湿作用があります。また、タバコや生活臭も吸着してくれるため、空気がさらっとした感覚がずっと続きます。「梅雨でもほかの家より蒸した感じがしない」と感じていただけるのは、この漆喰の働きが大きいんです^^

■ Q3. 木の外壁は雨や日差しで傷まない?

里やま工房モデルハウス:詳しくはこちら

◇ 木の外壁は、経年変化することを前提に選ぶ素材です。

杉板や焼杉など、里やま工房でよく使う木の外壁材は、年月を経るにつれてシルバーグレーに変化していきます。これは「劣化」ではなく「エイジング」で、自然のなかに馴染む美しさと言えます。

◇ 定期的な塗料の塗り直しで、長持ちさせられます。

木の外壁を長く保つには、5〜7年を目安に自然塗料を塗り直すことをおすすめしています。柿渋や荏胡麻油などの自然塗料は、木に浸透して保護するタイプのものが多く、環境にも建物にもやさしい選択です。塗り直しの際は、表面の汚れを洗い落とし、しっかり乾いてから塗ります。

ただ、里やま工房はこれまで多くの古民家を見てきましたが、何十年もメンテナンスをしていないのに、外壁が100年以上しっかり機能し続けている家に何度も出会っています。木という素材が本来持っている力は、思いのほか大きいんです。だから「メンテナンスしなきゃ」とプレッシャーに感じる必要はなく、気になったときに手をかければ、それで十分だと私たちは思っています。

◇ 万一、一部が傷んだ場合は部分的に取り換えられます。

板張り外壁のいいところは、傷んだ板だけを取り換えられること。外壁全体を貼り直す必要がなく、長い目で見てメンテナンスコストを管理しやすい素材でもあります。

■ Q4. 結局、自然素材の家はメンテナンスが大変なの?

◇ 「大変」というより、「付き合い方がある」素材です。

ビニールクロスや合板フローリングと比べると、たしかに気を使う部分はあります。でも、正しい付き合い方を知っていれば、難しいことはありません。

里やま工房では、引き渡しの際に素材ごとのお手入れ方法を丁寧にご説明しています。また、何か気になることが出てきたときはいつでもご連絡ください。「あの傷はどうしたら?」「この壁の色が変わってきた気がするんですが」——そういったご相談にも、長いお付き合いの中でお応えしていきたいと思っています。

自然素材の家は、住まいながら育てていくものです。その過程をたのしんでいただけたら、私たちもうれしいです^^

🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠 🌿 🏠

「自然素材の家が気になるけど、お手入れが心配」と感じている方、ぜひ一度モデルハウスで実際に触れてみてください。

里やま工房のモデルハウスでは、室内の空気感、自然素材の質感、家事動線の工夫を、ゆっくりご覧いただけます。 「まだ具体的じゃないけれど…」そんな段階でも大歓迎です。


古民家再生や、新築・改築リフォームのご相談も随時受付中です♪
里やま工房のこれまでの家づくりの実例や、実際の空気感をぜひご覧ください。

お待ちしております☺

▶︎ 但馬・京丹後の注文住宅|里やま工房の 施工事例を見る

▶︎ モデルハウスのご案内はこちら

▶︎ 資料請求・お問い合わせはこちら

ブログ検索

アーカイブ