薪運び

投稿日:2014.11.29

141106 maki1   11月も終わりが近づいてきました。昨夜から降り続いていた雨がようやく止み青空が見えてきました。気温も高めで暖房を入れなくても過ごせそうです。 先日、冬支度のひとつ、薪運びをしました。里やま工房の薪ストーブに使う薪は、城崎町の海沿いの山から切り出されたクヌギ、コナラ、カシなどの広葉樹です。     141106maki2   この山の持ち主のSさんは80歳になろうかという方ですが、とてもお元気で若いころから農業などで鍛えられた体で、秋になると山の木を伐り薪作りをされています。今年いただいた薪は去年のもので、1年かけて乾燥させた火持ちの良い良質な木です。   いつものように薪をトラックいっぱいに積み込みお礼を言って帰ろうとしたところ、 「木を下している所へ行ってみませんか」 とお誘いをいただきました。そこは船でないと行けない場所です。お天気も良く、水面に浮かぶ水鳥を眺めながら気持ちよく船に揺られて10分。   141106maki3 141106maki5 141106maki4   「今年はさすがに木の伐採は森林組合さんにお願いしました」 昨年まではご自分でチェーンソーを使って伐採されていたそうです。切り出した木を、使う方の希望の長さに合わせて切り斧で割ります。そして、割った薪を船に積み、10分ほどのところにある船着き場に停めた軽トラックに一旦移し、薪小屋に運び積み上げます。Sさんはこの作業を何度も何度も繰り返します。想像しただけでどれほどの重労働かがうかがえ、思わず頭が下がりました。 「大切に使わせていただきます。来年も又薪をいただきに来ますね。」 いつまでもお元気でいていただきたいと思いました。 来週にはいよいよ冬の寒さがやってくるようです。薪を焚いて暖かくしましょう。   141106maki6

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